鳥 ・ 最終確認: 2026/9/29

オカメインコの飼育データ

Nymphicus hollandicus

オカメインコの飼育データを、動物病院・獣医師監修サイトなどの一次情報から整理しました。 値段だけでなく、寿命・設備・費用・鳴き声や夜間のパニック対策まで、飼う前に確認しておきたい事実をまとめています。

オカメインコと暮らすときに、決めること

迎える前から高齢期まで、テーマごとにオカメインコに関係する判断ガイド・診断・記事をまとめています。

基本データ

成体サイズ 全長30〜35cm(コーナン商事)。尾羽を含めて約30cm前後とする資料もある(小鳥のセンター病院) 出典間で数値に差異がある (資料間で差あり)
成体体重 80〜100g
寿命 資料により大きく異なる: コーナン商事15〜20年(なかには30年以上生きた個体も)/ SBIプリズム(獣医師監修)平均15〜25年/ エキゾチックアニマル情報室(獣医師 霍野晋吉)通常10〜15年・飼育下で適切な環境なら16〜25年(最長寿個体は36歳の報告あり)/ 小鳥と小動物の診療所32年(条件の記載なし) 出典間で幅が非常に大きい。単一の代表値は示さず全出典を併記した (資料間で差あり)
主な活動時間 真昼の日が強い時間はあまり行動せず、朝と夕方に活動することが多い

飼育設備

最低ケージ幅 46cm
最低ケージ奥行 46cm
最低ケージ高さ 46cm
加温 加温が必要。適温の目安は資料により幅がある(コーナン商事25〜30度・ヒナ期は30度前後/ アットホーム最低15度〜最高30度程度/SBIプリズム理想30度前後) 加温の必要性自体は一致するが、具体的な目安温度は出典間で差がある (資料間で差あり)
冷房管理 夏場はエアコンで28度程度に設定するのが目安(コーナン商事)。最高でも30度程度に収める必要があるとする資料もある(アットホーム) 具体的な設定温度は出典間で差がある (資料間で差あり)
UVB 十分な根拠を確認できず Tier1〜2の一次情報でUVB(紫外線)の要否・数値の明記を確認できなかった
湿度管理 十分な根拠を確認できず Tier1〜2の一次情報で湿度管理の要否の明記を確認できなかった

餌

主食 シード(ヒエ・アワ・キビ等)とペレットの併用が推奨される。穀食性(種子食)の鳥で、副食の野菜・青菜は食事全体の3割以下を目安に毎日与えるのが望ましいとする資料もある シードのみでは栄養が偏るため、ペレットを組み合わせる形が推奨されている
生きた虫 十分な根拠を確認できず オカメインコの主食に関する一次情報では生き餌(昆虫)についての記述が見つからなかった
冷凍餌 十分な根拠を確認できず 冷凍餌についての記述は見つからなかった
人工飼料 栄養豊富で消化にも良いペレットを与えることが推奨されており、シードとの併用が一般的

初期費用・毎月の費用

生体価格 25,080〜50,380円(専門店2店の販売中価格帯・2026年9月調査) ペットフォレスト(29,800〜50,380円)とペットショップRicky在庫あり分(25,080〜36,080円)の実勢価格から算出。成約済み個体の掲載価格は価格帯から除外した
初期費用 合計44,000円(健康診断費別)。診断費5,000円を含めると少なくとも5万円前後 内訳(アットホーム記載): 生体2〜5万円/ケージ+ケージカバー1〜2万円/止まり木・ヒーター・温度計・サーモスタット・食器類等その他用品概算14,000円
月額費用 シード1,000円程度(1袋)+ペレット・サプリメント3,000円程度(1袋) 1袋あたりの目安額で、購入頻度(月あたり何袋か)についての記載はない (一部確認)

暮らしとの相性

鳴き声 鳴き声のやかましさは低〜中程度とする資料がある。オスは歌ったりおしゃべりしたりするのが得意な個体が多い
夜間の活動・物音 夜間に「オカメパニック」(英語でNight Frights=夜驚症)と呼ばれる、地震・大きな音・強い光等をきっかけに 激しく動き回るパニックを起こすことがあり、ケガの恐れがある。予防策として常夜灯をつける・BGMを少量流す等が挙げられる
放鳥・部屋んぽ等 十分な根拠を確認できず 放鳥・部屋んぽに相当する運動の必要性についての一次情報の記述は見つからなかった
ハンドリング 触れやすさ(ハンドリング)の傾向は中程度とする資料がある。性格は穏やかで甘えん坊な個体が多いが、環境変化には弱い
臭い 十分な根拠を確認できず 生体自体の体臭についての評価はTier1〜2の一次情報で確認できなかった
毛・羽・脂粉 十分な根拠を確認できず 動物病院・獣医師公式サイトで脂粉(粉綿羽・尾脂腺)の基礎機序に関する一次情報の記述を確認できなかった

飼う前に確認したい条件

  • 寿命は資料により10〜36年と幅が非常に大きく、長期の飼育計画が必要
  • 初期費用は少なくとも4.4万〜5万円程度、生体価格は専門店で25,080〜50,380円程度と幅がある
  • 夜間の「オカメパニック」(Night Frights)対策として常夜灯や環境音への配慮が必要で、地震・大きな音・強い光でパニックを起こしケガをするリスクがある
  • 加温・冷房による適温管理が必要(目安は資料によって差がある)が、UVB(紫外線)・湿度管理の必要性は一次情報で確認できておらず、購入前に個別確認が必要
  • 環境変化に弱い性格のため、迎え入れ時のセッティングや模様替えのタイミングに注意が必要
  • 主食はシード単体では栄養が偏るため、ペレットとの併用や副食の野菜(3割以下目安)を検討する必要がある

出典

本ページは飼育の判断材料となる事実情報の整理です。診断・治療の指示は行いません。健康に関する異変は動物病院にご相談ください。